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プレスリリース

※2015年以前に発表された、プレスリリースの内容を掲載しています。

2015.09.30
カルピス社の腸内フローラ研究

「枯草菌*1C-3102株」が中高齢者の腸内環境を整え、
便秘症状を改善し、活力や心の健康度が高まることを確認


~ 第62回日本栄養改善学会学術総会(9月24~26日/福岡)にて発表 ~

カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:岸上克彦)発酵応用研究所は、カルピス社保有の微生物である「枯草菌C-3102株」が、中高齢者の腸内環境を改善し、また、便秘症状や心の健康度が改善するなど実感として健康感が高まることを田中消化器科クリニック(所在地:静岡県静岡市)院長の田中 孝先生の協力のもと、確認しました。この研究成果を2015年9月24~26日に開催された第62回日本栄養改善学会学術総会(福岡)にて発表しました。


【研究の背景・目的】
「枯草菌C-3102株」はカルピス社の長年の腸内フローラ*2研究から見出された微生物です。これまでに、牛や豚などの動物において整腸効果を示すことが明らかになっています。腸内環境の改善に役立つとされる多くの乳酸菌やビフィズス菌は、腸に届くまでにそのほとんどが死んでしまいます。しかし、それらとは異なり「枯草菌C-3102株」は、消化液への耐性が強く、摂取した菌の99%が腸に生きたまま届くことが人工腸管モデルの検討により確認*3されています。また、ビフィズス菌を直接増殖させる働きがあることも特徴としています。
今回、「枯草菌C-3102株」がヒトの腸内環境に与える影響と、摂取することにより実感としてどのような変化が見られるかを調べることを目的に、ヒトを対象とした試験を実施しました。

【試験結果】
1. 「枯草菌C-3102株」を摂取すると、もともと腸内に持っていた有用菌*4が増加し、有害菌*5が減少しました。
2. 「枯草菌C-3102株」を摂取すると、便秘症状を改善し、活力や心の健康度が高まることを確認しました。

【まとめ】
一般的に、乳酸菌やビフィズス菌を摂取しても、腸に定着することは難しいと言われています。一方、 「枯草菌C-3102株」は、中高齢者がもともと腸内に持っていた有用菌を増やし、有害菌を減らすことで、腸内環境を改善することがわかりました。また、便秘症状や活力・心の健康度を改善するなど「実感として」からだに良い影響があることがわかり、摂取した方のQOL*6を向上させることも示唆されました。
カルピス社では、今後も「枯草菌C-3102株」の整腸作用だけでなく、カラダ全体の機能の向上について積極的に研究を進めていきます。

【試験内容】
有用菌が少ない50歳から79歳の健常な中高齢者の男女94名に、「枯草菌C-3102株」を含むタブレットもしくは「枯草菌C-3102株」を含まないタブレットを1日3粒、4週間摂取して頂きました。摂取前と摂取開始2、4週間後の糞便を採取して腸内フローラを解析しました。また、摂取前後に胃腸症状及び生活の質に関するアンケート(SF-8TM*7及びGSRS*8)を実施しました。

【結果の詳細】
1.「枯草菌C-3102株」を摂取すると、もともと腸内に持っていた有用菌が増加し、有害菌が減少しました。
「枯草菌C-3102株」を含むタブレットを摂取したグループ(以下、「枯草菌C-3102株」群)では、「枯草菌C-3102株」を含まないタブレットを摂取したグループ(以下、プラセボ群)と比べて、糞便中に占める有用菌の割合が増加する傾向があることがわかりました(図1)。また、タブレット摂取から2、4週間後の「枯草菌C-3102株」群は摂取前と比較して、糞便中の有害菌の数が有意に減少しました。また、4週間後にはプラセボ群に比べ、「枯草菌C-3102株」群は有害菌の数が有意に減少しました(図2)。



2.「枯草菌C-3102株」を摂取すると、便秘症状を改善し、活力や心の健康感が高まることを確認しました。
胃腸症状に関するアンケート(GSRS)について摂取前後の変化を比較したところ、「枯草菌C-3102株」群では摂取4週間後に、便秘の自覚症状のスコアが有意に減少していました(図3)。また、生活の質に関するアンケート(SF-8TM)について摂取前後の変化を比較したところ、「枯草菌C-3102株」群では摂取4週間後に、活力や心の健康度のスコアが高まる傾向があることが確認されました(図4)。



『「枯草菌C-3102株」が中高齢者の腸内環境を整え、 便秘症状を改善し、活力や心の健康度が高まることを確認』に関する詳細は、こちらをクリックするとPDF形式でダウンロードできます。


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